FLASHのお勉強 ーモーショントウイーンー

マスク

 FLASHの非常に便利なツールの一つである「マスク」はさまざまな使い方でムービーを彩る。 その使い方は千差万別であり、工夫次第でいろいろな効果を生み出す。 ここでは、極く基本的な使い方を学び、実用例を掲げることにする。
 マスクと言えば定番のスポットライト。 ライトが当たる所の画像部分だけが見えるようにするテクニックである。 その一例をテキスト画像を使って説明する。 まずサンプルムービーを示す。
 
 作り方を説明する前に、原理めいたことを一言。 マスク効果とはマスクレイヤーに指定したレイヤーに描かれている塗りつぶされたシェイプ、テキストオブジェクト、グラフィックシンボルのインスタンス、またはムービークリップを領域として、マスク対象に指定した下層レイヤーの領域部分のみを見えるようにすること。 要するに、マスクレイヤーに円形が描かれているとしたら、その円形に相当する部分だけの下層レイヤー画像が見えるということである。 その円形は、モーショントウイーンで動いていてもOKである。
スポットライト効果の作り方 
(1)キャンバスの設定:サイズW550、H100、背景色:黒、
(2)レイヤーの構成: 上から、円形マスクレイヤー、 テキストレイヤー、 スポットライト背景用レイヤー



(3)テキストレイヤーに「FLASHのお勉強」(HGプリティフランクH、60pt)を配置し、全文字を選択して「修正」メニューから「分解」を2回実施し、シェイプとした後グループ化する。 カラーパレットで文字の塗りつぶしにグラーデーションを選択し、カラーミキサーウインドウで、好みの色付けをする。
(4)テキストレイヤーを挟んで、上層にマスクレイヤーを、下層にスポットライト背景用のレイヤーを追加し、マスクレイヤーにキャンバス左端に直径75pxの円形(何色でもよい)を配置する。 次いで、円形がキャンバスの右端と往復するようにモーショントウイーンを設定する。(上記タイムライン参照)
(5)スポット背景用レイヤーにはキャンバスと同じサイズの矩形を描き、色を灰色にする。
(6)マスクレイヤーを選択し、右クリックで表示されるウインドウで「マスク」にチェックを入れる。
(7)スポット背景用レイヤーのレイヤーアイコンをダブルクリックして現れるウインドウで、「マスクの対象」にチェックを入れる。
テキストをマスクにした効果 
 マスクレイヤーにテキストをおき、文字領域に下の画像を見せることが出来る。 一例を以下に示す。 
 上の例と同じ手法で作成した「FLASHのお勉強を」上層に置き、「スポット」で作成した円形のトゥイーンを下層に置く。 円形をカラーパレットでにぎやかなグラデーションを選び塗りつぶす。 上層をマスクレイヤーに指定すればできあがり。
画像の切り替えに効果
 マスクが良く使われるもう一つの効果として画像の切り替え時にアクセント的な効果を付けるケースである。 ここに示す例は実に雑で稚拙なものであるが、手法が良く分かると思うので載せることにする。 マスクの形状や減速効果、時間差、画像選択などに工夫を凝らせばもっと見栄えのいいもが出来上がる。
   
    image1、image2は同じ画像、image1だけをマスク対象にする
    18FRAME以降は単に画像を停止するために置いてあるだけ
 (1)2つのレイヤーのそれぞれに同じ画像を配置する
 (2)2つの画像に同じ位置で移動するモーショントウイーンを作成する
   ただし、上のタイムラインのように、上層の画像の終了FRAMEを大きめに取る
 (3)2つのトゥイーンに+100のイージングを設定する
   イージングをもっときめ細かに設定する方法は、アクションスクリプトの「移動の停止」
   を参照のこと
 (4)最上層にレイヤーを追加し、左図のようなマスクを描く(色は何色でも良い)
   マスクの形状は、ドット、スポット、横短冊、くの字短冊、弓形短冊などなどの選択が可
 (5)マスクを描いたレイヤーを選択し、右クリック、マスクを設定


なお、この手法は複数の画像を(マスク形状を変えて)切り替えるのによく使われている。
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